2019年 01月 17日
最後のお誕生日のお祝い。。。そして旅立ち |
今日は家の掃除の後。。少しボーーッとしてました。
父がかなり衰弱していると聞いたのは昨年の9月でした。
2017年に肺がんの手術を受けましたが、その後元気に毎朝歩き
回復していると思っていたのですが
検査の結果はまた転移しているとのことで9月の半ばから入院生活
母や兄から元気な間に一緒にいる時間を作っておいたほうがいいのでは?
10月に帰国し、父との時間を持ちました。
想像よりも元気で一安心日本を後にしてイタリアに戻りました。
その後11月の末ーー主治医からもうあまり長くない
ご家族を呼ばれたほうがいいとの事
また1万キロの空を父に会わねばとの思いで帰国
確かに10月よりもうんと痩せていた
私は毎日ほぼ彼の横で過ごした。気分のいい日には
昔の写真を持ち込み思い出話しをした
時差ぼけのある私は父が寝ると横で彼の手を握りながら寝ていた
病院での生活で天井を見つめている父
家族で出した結論は最後は自宅で看取ってあげよう
訪問看護など準備を整え私たち家族は彼を自宅に戻した。
嬉しそうにテレビを見る父。まるで病院とは別人のように
顔色も良くなり私たちに小さな希望を与えてくれた
家族で過ごす普通の時間がこんなに大切であることを再確認させてくれた
父の誕生日でもある12月25日に私は一度イタリアに戻ることにした
多分これが彼の最後の誕生日になるだろうと思っていた
だからこそイタリアに来て17年間過ごしたことのなかった
このお誕生日の朝をどうしても一緒に迎えたかった
出発の朝。父の寂しそうな後ろ姿
母に電気を消してもらい
私は父のベッドにケーキを運んだ
Happy Birthday to you Happy Birthday to you
Happy Birthday dear お父さん
Happy Birthday to you.......
父はこのロウソクの火を一気に吹き消した
私はそんな彼を見てまだ大丈夫!!と確信していた
イタリアに戻り大晦日
一足早くお正月を迎えた日本に電話をした
父は少し食欲をなくしていたがそれでも電話の声はハッキリしていた
そう今年は年男ー亥年生まれの父
お正月も無事に迎えられた
それから1週間後のBefanaの日曜日ー1月6日
兄から父の様子が少しおかしいとラインで連絡が入った
昨日から酸素マスクをつけているから話せないけど
声を聞かせてあげれば。。。。
『お父さん!お父さん!本当に今まで
一杯一杯私達に沢山の愛情をありがとう。本当にありがとう』
父は首を少し動かして微笑んでいたそうだ。。。
そして1時間後。。。。安らかに旅立った
親を亡くすということの深く冷たい痛みを感じた
どんな時でも人に感謝の気持ちを伝えれる人だった
『貴方の娘に生まれて幸せでした』あの時に
この言葉を言えなったことだけが心残りであった
大好きなお父さん!本当によく頑張った
ゆっくり休んでいいのよ。。もう頑張らなくてもいいのよ
心の穴をすぐに埋めれる特効薬はなく
毎日を過ごして少しづつ日常に戻っていくことしかない
ふっ!とした時に出てくる写真を見つめては
昨年過ごした時間の会話。彼の声が耳元に響く
どんなにしても後悔は残るものだ・・・・
もっと話しておけば良かったと
そんな思いで見つめる微笑む父の顔
これからは心の中で会話をしていくんだろうなーーー
自己記録として残しておきたかった
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by agliettamia
| 2019-01-17 03:38
| 大切な貴方へ---PER VOI
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