大変ご無沙汰いたしております!
なんと9月半ばからのお久しぶりのブログ
アパートのお客様から最近ブログ上がってないけどお元気ですか?
と優しいお言葉を頂きました
実は日本の父に会いに日本に帰国していました
彼は昨年肺癌の手術を受けており、順調に体力も復活していたのですが
今年再発が見つかりました
もう82歳になります。食べれないようで体力はどんどん落ちていると聞いたのが
9月の頭でした。今すぐどうなるということではないけど
私は仕事の調整を取り10月初旬から2週間帰国することを決めました
毎年ルンルンでイタ男と帰国していた日本への飛行機の中
ドーーーンと重い荷物を心に抱えたフライトでした
毎年帰国の際には高齢だからこれが最後かもしれないと空港で両親を抱きしめるようになった私結婚をする時は自分も両親も若かったから今の状況が起こることなんてまだまだとしか受け止めていなかった
病室に行くと別人のように体力もなく痩せていた父私を見ると大粒の涙を流し『よく帰ってきてくれた……』と子供のように私の手を握りました私のイタリア留学を大反対した時の強い父の姿はそこにはなかったのです
2週間私は毎日2回父の病院を訪れました色んな話をしました。子供の頃の話、そしてイタ男のこと、父が若かった頃のこと病院の談話室の一番窓際の席は私と父の特等席でした夕刻になると西に沈む夕日を一緒に静かに眺めました
お友達やイタ在の先輩が私の話を聞いてくれ口を合わせて言ったことは『元気な間に一杯話して、手を握り沢山の時間を過ごしてね!』と
幸いにも現在状況は落ち着き来週には自宅療養できるようになりそうです
がしかしいつその日が来るかはわかりません自然界における摂理を受け止めなければいけない時がいつかは来ます
私のように海外に在住されている方もし貴方がまだまだ若かったらこんなことは想像もしないシーンでしょう私もその一人でしただから沢山、日本にも帰ってご両親との時間を大切にしてください
もし今正に私と同じような状況を過ごされている方自分のためにも後悔のないように行動しましょう!これから数年は両親の老後のことで日本とイタリアを行ったり来たりの生活になりそうですが乗り越えていきましょう!
雨が降り続くフィレンツェの朝
父のこと沢山応援したい。遠くにいてもできるケアなどを自分の中で探りながら私なりこの時期を過ごしていこうと決めました!
日本を出発する時に父に残した手紙の最後にこう書きました『お父さん!生きることを諦めないでください!』と。。。。父は毎日、生きることを諦めずに頑張っています
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