Le pettole（揚げピッツァ）

私の数少ないイタリア人のお友達の一人ＭＡＲＡが作ってくれた揚げピッツァ
このレシピは彼女の故郷プーリアのもの・・・Le pettole(ペットレ）と呼ばれるそう。
トスカーナではレストランでCoccoli(コッコリ）と言う名前を聞きますが・・・
とにかく・・・食べ出すと止らなくなる危険な一品







彼女が持参したのは・・・
1．Farina(小麦粉）
2．Lievito（イースト菌）
3.Semi di finocchio(フィノッキオの種）
4.少量の熱湯
上記の材料を混ぜて手でしっかりこねます。（柔らかさはベトベトしてる感じですね。）

左の写真はクッションしか見えませんが・・・この下にはボールに入った生地にフキンをかけてその上に更にジャケットをかけて、そしてクッションを何個も重ねて温かく保温しているのです。。１５分くらい経ってフキンに手を触れるとふわ～っと
温かい！！イースト菌が頑張ってくれています。そして右が20分後にクッションの下から取り出された生地です。

さて！揚げていきま～す。普通のフライパンを用意しようと思ったら『深い鍋お願いね！』と言われ・・・スプーンで少しづつ入れてゆきます。あっと言う間に膨らみいい感じ！！ここでＭＡＲＡが・・・『これはお母さんの仕事でクリスマスの日は作って揚げあがった後から子供達が手を伸ばし、お母さんが終わった時には殆どがなくなっていることが多かった』と幼い頃の思い出を語ってくれました。

これだけで食べても美味しいけれど、生ハム・Stracchino(ストラッキーノチーズ）などと一緒に食べる美味でございます。これ！！日本でも十分できると思うので是非！！お試しあれ！！
このレシピを提供してくれたＭＡＲＡをご紹介します。
どこまでも明るい南イタリア女性！！小さな体ですが・・・とっても迫力あり！！
Grazie mille!! MARA!!