元気をくれて有難う!! |
ヨーロッパ全土に卒業旅行の若いキャピキャピの女の子達が溢れています。。
私の入院生活は...(待機中とも言えます・・・)特に体の何処が痛いわけでもなく
検査を続けていくと心臓弁膜症と言う病気と判明・・・何らかの原因で
弁が損傷して閉まりが悪くなり、血液を送れなくなる病気
歯の治療から血液中にばい菌が入る場合や、高熱が続きウィルスが入るなど・・・
医師曰く・・・この壊れている弁を縫い合わせる手術です。心配しなくてもいいわよと・・・
(いとも簡単にファスナーでも着ける感覚!?)
国立大学病院は何年も前から予約を入れているばかり・・私のように緊急で入った患者は
病室が空くのを待ち入れてもらうことになる。イタリアでは医療費は毎月支払う保険代の中
から補われるのでこのように何年も手術の順番を待つことになる。
10日が過ぎたころ・・やっと大学病院からベットの空を確認・・・
私は二月の下旬に救急車にのり、転送されました。そして4人部屋のベットへと・・・
周りはお年寄りばかりで、私の年齢で心臓科に来るなんて!!それもアジア人!!
と皆、ジロジロ私を見てる・・・・
この待機期間中に何人ものお友達が病院を訪れてくれた。
感謝の言葉をもう一度伝えたい・・本当に元気をくれた・・・・有難かった
イタリア人のテレーザはこう言った
『MIKI・・・この手術は貴方の人生にとって大きな大きな出来事になるでしょう!でも
辛いことが起きた時こそ!!貴方は大きなステップをするのよ!!』彼女は
自分の母親が小さい頃に苦労した話などを丁寧に話してくれた。
主人のお兄さんフランチェスコと彼女のフランチェスコも2日に一度覗いてくれた。
家族がいる・・・そう感じれた・・・
そして・・・お姑のマリエッラも高齢にも拘らず、いつも来てくれた....
イタリアの母!!!お世話になりっぱなし・・・・いつか恩返しをできればと思う
日本人の純ちゃん、かおりちゃん・・・手術後、日本の両親との架け橋となり助けてくれた。
日本食のおかずを作ってきてくれた純ちゃん!!ありがとうね。
日本の友人達!!温かく、励ましてくれた。。
最愛の伴侶・・ジョバンニ!!一日も欠かさず来てくれて安心を与えてくれた。
結婚して、いいことばかりでなく・・・苦しい時こそ本当のなにかが見えると確信した。
そして・・・この手紙...日本の両親から術後に届いたもの

ローマ字なんてとんでもないうちのお母さんが一文字一文字書いている・・・
間違いだらけだけど・・彼女が見様見真似で書いた文字
まだ開けてないのに涙が止らなかった。
そして、開封して母の日本語見たら本当に親不孝な娘だと・・・
ここまで高齢の親に心配を掛けている自分が情けなくて仕方なかった。
ありがとう・・・今回もまたありがとう・・・・とベットの上で呟いた私でした。
そして、手術日の3月5日を迎えることになりました。
つづく......
そして、MikiさんとGiovannniの絆の深さには本当に感動させられました。Mikiさんの手術中、手術後のGiovannniは本当に本当にMikiさんのことを想っていて、「ああ。MikiさんはGiovannniと出会えて本当に幸せだろうな。」と羨ましくなるほどでした。Giovanni、最高!!本当に本当にこういうときに本当に人間の器の大きさがわかるよね!!


